シャロムの森とは

pigboat

2006年08月21日 00:29

今回の釣行レポの前に、私も行くまで漠然としていた「シャロムの森」について書いてみます。
(間違っていたら訂正ねがいます^^)

「シャロムの森」とは、オーナーが私有地である渓流を使って人数制限のある完全予約制で経営している管理釣り場です。
ちなみに、HPのリンクがおかしくなっていたり、切れていたりするのは、サーバの移行をしたさいデータが飛んでしまったからだそうです。
HPの情報って物凄く重要なので、なんとかして直したほうがお客さんの数も上がるのにな~と思いました。
そういう私も、気にはなっていたものの、いま一つ行く気になれなかったのはHPの情報が漠然としすぎていたからですから^^


環境は半端なく自然に溢れており、渓相も文句なくすばらしいです。





エリアは、フィッシングエリアと呼ばれる全く放流せず天然のヤマメイワナがゴロゴロ生息している区間と、ニジマスを放流しているファミリーエリアと大きく2つに分かれています。

もちろん、メインはフィッシングエリアですが、これは全長数キロにも及ぶ完全な自然渓流に自然の渓魚が生息している区間で、上流に向かって2つの支流に別れています。つまり、大きくY字をした渓流なわけです。
Mと呼ばれる1本部分と、LとRに分かれた2つの渓流は、それぞれの入渓ポイントに数字が振られており、少しずつ違った渓相を見せてくれます。
そして、完全ネイティブのヤマメ、イワナの中には、尺どころか40cmを超えるヤツもいっぱい潜んでいるようです。

まず、ここの特徴の1つですが、
全長が長いので、釣り人は主にマウンテンバイクを使って山道を進み、入渓ポイントにアプローチします。

下りは爽快ですよ~(笑


次に、ここの一番の特徴ですが、、
とにかく自然の渓魚がスプーキーです。半端じゃありません!
ひどいヤツなど、数m上の道路から覗いただけで走っていなくなってしまいます。。
ですから、ここのヤマメ、イワナを釣り上げるためには、キャスティングの精度とストーキングの技術が重要になります。

一日釣ってみて気が付きましたが、シャロムで一番釣果が上がる方法はおそらく、

・魚がこちらを見つける前に魚を見つけ、
・気づかれないように出来るだけ近づき、
・1発で魚の鼻先にフライを落とす

これにつきます。
非常に高度ですけどね(笑

他の情報といえば、
・蚊、ブヨの類は見かけませんでしたがたまに蜂とアブとハエが飛んでました。
 気になるようなら虫除けを持参でどうぞ。
・全体的に木が生い茂っているので昼間でも薄暗い区間が多いです。
 偏光レンズは明るめのほうがよいと思います。
・食事する所はありません。自動販売機も無いので飲み物食事は持参で。
 近所にはコンビニもありませんので、買い物は山に入る前の街中でしましょう。
・携帯は一切通じません。
・川は禁煙ですが、いくつかの入渓ポイントと休憩ポイントで吸えます。
・フィッシングエリアは完全C&Rです。
・料金は大人1日で5,000円です。
・場所のリンクが切れているので、大体の目安を緯度と経度で記載します。
  36°34′43″
 139°26′34″
・最近は結構空きがあるようです。
 私はシーズンの土曜だというのに連れと二人で数キロに渡る渓流を貸切にしました^^

とにかく贅沢な釣り場です。
数キロに及ぶ渓流に40cmオーバーも含めた天然の渓魚がたくさん泳いでいます。
予約の状況にもよりますが、最近ではその渓流を数百メートル、場合によっては数キロ貸切に出来ます!
飛び切りスプーキーな魚は最強に手ごわいですが、ここで他の釣り人を気にせず天然モノを相手に修行を積むと、釣りの腕がグンと上がるように思います。




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