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Posted by naturum at

2006年03月06日

フルラインへのヒント(No2)

時系列順に紹介してみます。

次は【②シュート前の1往復】です。

皆さん、シュート前の1往復はどうしてますか?
それまでのフォルスキャストと同じ動きですか?

私が教わったシュート前の1往復は、
【左右とも腕の動きは同じで、スピードを上げる】です。
左手のホールのスピードと、右手の肘移動のスピードを上げます。
でも、動きは絶対変えてはいけません。
同じ動きをしないとテイリングやその他トラブルの原因になります。
あと、最後の1往復のスピードを上げるとよく陥るトラブルに「バックキャストの戻しが早すぎる」というのがあります。
これも気をつけて、ラインに十分パワーがのるまで我慢してフォワードキャストに移行してください。

そうすると、シュート時の勢いがグッと上がります。

次に【③シュートの重要性】です。

シュートの重要性は皆さんよくお分かりだと思いますが、ここで私が感じた要点を。

まず、シュートするときにガイドの抵抗を減らすため、ロッドをラインの方向に寝かせますね。
これは非常に重要なのですが、最後の1振りでダイレクトにこの体勢をとってはいけません。
それこそ、シュート力が落ちる最大の原因です。
シュートの時も、フォルスキャストと同じ位置で必ずロッドを停止する事。
そして、一旦完全停止させてからロッドを寝かせてください。
ダイレクトにロッドを寝かせると、今までラインにみなぎっていたパワーが一気に低下してしまいますので注意してください。

また、最後のホールについては、ベーシックホールの場合左手で左もも外側後ろあたりにラインを引っ張ってると思いますが、一番引っ張っているところで勢い良くラインを離してください。
良く見ると、ラインを戻しつつ手を離している人が多いので。(私もそうでしたけど^^)

ちなみに、上級者は10cmくらいのホールで楽々フルラインだしますよ(笑

【ダブルホール練習中のひとコマ】
田代さん「最終的には、TIEMCOや○○(有名なショップ名)を喜ばせない。これが重要。」
生徒一同「はぁ~??」
田代さん「だから、TIEMCOや○○(有名なショップ名)を喜ばせないという事。」
生徒一同「はぁ~???」
田代さん「ベーシックホールのようにラインを長く持って一生懸命ホールしてるとどうなる??」
生徒1人「ラインが痛みます」
田代さん「そう!ラインも痛めばガイドも痛む。そうするとメーカーもショップも喜ぶ」
生徒一同「なるほど~!」
田代さん「最終的には、ごく短いホールでフルライン出せるようにすること。」
生徒一同「フムフム」
田代さん「そうすれば、余計な力もいらないし道具も傷まない。TIEMCOや○○(有名なショップ名)を喜ばせないという事。」
生徒一同「納得~♪」

次に【④手首を使う】

これは、シュート時の事です。

まず誤解しないで頂きたいのですが、上級者は手首なんて使わなくても楽々フルライン出ます。
ただ、フルラインが出せない人やギリギリの人などは、最後のシュート時に通常より手首を閉めることを意識すると、よりラインにパワーがかかり何ヤードかは稼げるようです。




pigboat  


Posted by pigboat at 19:12Comments(6)スクール